支援級を望む親と普通級をゴリ押しの担任。判断基準って何?
2020/10/14
子供の進路については、まだまだ先の話し!なんて思っていたら!そんな事なかったです。
長女のクラスを『支援級』にするか『普通級』にするのか。
これも進路の話しですよね。
長女は4月から小学校4年生になりますが、約2年前に「ADHD」と診断されました。
発達障害ですね。
親としては4年生になるタイミングで『支援級』を望んでいたんです。
かなり前の段階で奥さんと担任が、長女の今後の事について話しをしたんですけど…担任は『普通級』をゴリ押し。
親が『支援級』を望んでいるのに、何を根拠に『普通級』をゴリ押しするのかも不明。
そもそも、この場合は『支援級』、この場合は『普通級』というような判断基準ってどうなっているんでしょうね?
世の中に同じような悩みを持った方っていらっしゃいます?
多分ですけど、地域性の問題もあると思うんです。
よく聞くのは、都会は新しい事を取り入れるのが早い。でも田舎はマイルールが強い。
私の住んでいるところは田舎。
だからなのか。と思うんですけど、「じゃあしょうがない…。」にはならない!
だって大切な子供のためですからね。
ですので、今回は体験談などを踏まえながら『支援級』と『普通級』の判断基準なども調べてみました。
支援級を望む親 理由は?
私達が支援級を望む大きな理由として、長女が学校生活を楽しく過ごせるようになってもらいたいから。
現状、長女は学校を楽しめていないんです。
- 授業に追いついていけない
- 友達の話しが合わない
が大きな原因。
親の私でも、長女は個性的なだと思っているので、他人からしてみれば感じ方はもっと凄いのだと思います。
発達障害の子たちには、よくあるお話しのようですね。
長女の場合、学習障害とは診断された訳ではないですが、数学と国語は特にヤバイ(笑)
発達障害の子を見てくれる塾に行っていますが、発達障害の子の中でも異例中の異例!
かなりの個性派のようです。
算数に関しては、足し算・引き算・掛け算・割り算がゴッチャゴチャ。
そうならない為に塾で復習していますが、3週間経つと0ベースに…。
更に長女独自のルールも追加されていたりして、長女の頭の中は親でも分かりません(笑)
そして、注意欠陥だし過集中だし。
そんな長女ですから、授業の45分が苦痛で仕方ないんでしょうね。
机にデローンとなっている姿を何度か見た事があります。
そして友達とは話しがあまり合わずに1人でいる時間も多いようです。
救いなのが、1人でいる事が好きなこと。よく図書室に行って本を読んでいるとか。
こんな毎日楽しいですか??
授業中は理解する事が難しく、休み時間も話しが合わない…。
だったら支援級で、少しでも長女が学校は楽しい場所だと感じてもらえた方が良いと思うんです。
学校の後に支援施設に通っていますが、そこは楽しめているんです!!
勉強に関しても、支援の方が付いてくれますし、無理なやり方はしない。
だったら学校も支援級の方が長女には合っているのかなと思うんですよね。
普通級をゴリ押しの担任。なぜ?
こんな長女に対して、担任は普通級をゴリ押ししてきます!
以前奥さんが、担任との面談で支援級を望んでいる事を伝えたところ、担任からは
「奥さんの気にしすぎ」
「普通級でも、しっかりやっていけますよ!」
とのこと。
ここで気付いた方もいるかと思いますが、親と担任の意見が正反対なんですよね!
担任から直接その話しを聞いた訳ではなく、奥さんから話しを聞きましてが、何を根拠にその答えなんだろう。と疑問に思いました。
学校の先生の文句に聞こえてしまったら、すいません。
でも私思うんです。
学校の先生は1人1人の生徒を細かく見れているのか?って。
正直完全には見れていないと思うんです。
いくら発達障害だと言っても、先生にとってはクラス30人中の1人。
長女が分からないことがあっても、授業は進みます!1人が理解出来るまで、待っていたら他の子たちも待たせてしまいますからね。
更に休み時間も長女をずっと見守ることなんて不可能。
次の授業の準備をしたり、色々と忙しい訳です。
そんな状況なのに、なぜハッキリと普通級で大丈夫だと言い切れるのか。
こっちは何年も一緒に暮らしていて、暮らせば暮らすほど色々な発見があり、分からなくたっていくのに(笑)
一応普通級でも、長女には支援の先生が授業中たまについてくれるそうですが、先日こんな事を言われてそうです。
「あんまり覚えられないと2年生に戻っちゃうかもよ!」
長女がボソッと奥さんに伝えてました。
この話しを聞いた私。
「先生もお手上げじゃん。」と思ったと同時に長女の事を理解出来ていないと正直思いました。
先生は冗談のつもりで言ったと思いますが(冗談でも言うべき事ではないですけどね…)
長女は言葉の真意を受け取る事は出来ないです。
言葉のまま受け止めてしまいます。
だから相手は冗談でも、本人にとってはものすごく傷ついてしまう可能性もある。
これで本当に長女は楽しく学校生活を楽しむ事が出来るんでしょうかね。
4年生は支援級に行く事は出来ないので、5年生から行けるように今年は私が担任と話しをする予定です。
支援級と普通級の判断基準は?
そもそも『支援級』と『普通級』の判断基準って何なんでしょうかね。
学校にはADHDと診断された時の検査結果を出しているんですけど、それでも普通級です。
そして、誰が判断をしているのか。
疑問に思ったので、奥さんに聞いてみたんですけど、『支援級』と『普通級』の判断をしているのは教育委員会みたいなんです!!
この事実は衝撃的でした!
教育委員会の人って、常に学校にいて生徒の様子を伺っている?って思ったらそうではない。
じゃあ何で判断出来るの??って話しですよ!!
どうやら担任からの報告書で判断しているみたいですよ。
という事、判断基準は担任の受け取り方次第な訳ですよ!!
親がどんなに支援級を望んでいても、担任が普通級でOKと報告したら、教育委員会は普通級も判断。
そんなやり方で、本当に子供たちが過ごしやすい社会になるんだろうか。
百歩譲って普通級をゴリ押しするのは良いとしよう。
じゃあ聞くけど、その後長女が中学や社会に出た時のフォローまでしてくれるのかい??
いや、きっとそんな事まではしない。そこは親の責任。
だったら学校なんて行かなくて、社会で1人で生きていける術を今から学ばせたい。
支援級を望む親と普通級をゴリ押しの担任。判断基準って何?まとめ
支援級を望む親と普通級をゴリ押しの担任。判断基準って何?についてお話しさせて頂きました。
親の意見って学校側に伝わらないし、学校も発達障害の子供達が過ごしやすい環境を作れているのかと言うと疑問に思います。
親が『支援級』を望んでいても学校としても『普通級』をゴリ押しするのが現状。
本当に手を焼いてしまい、お手上げ状態になってから支援級に移されるんでしょうね。
しかも判断するのは教育委員会って。
学校側の連携ってしっかり取れているんでしょうか。
親として1番望むのは子供達の幸せ。
学校側に要望を伝えても、伝わらないのであれば、別に行動するしかないかなと思っています。
最後までご覧頂きありがとうございました。