文章や言葉の意味を理解出来ない子供の原因や学習方法がこちら【自閉症スペクトラムの長女】
2020/10/14
どうも、ポンコツぱぱ事しんりんです。
私の長女ですが
- 自閉症スペクトラム
- ADHD
- 読み書き障害疑い。
あと診断はされていないですが、勉強が全くついていけていません。
今回はそんな長女のお話し。
勉強では文章問題が全く理解出来ない。
日常生活では、親や先生からの指示が理解出来ない事がある。
更に言葉の意味を理解していないまま使っている事もあります・

そんな長女の特徴を交えながら、
✔文章や言葉の意味を理解出来ない子供の原因
✔得意な分野で理解させる
✔長女の学習方法
この3つについてお話ししていきます。
目次
文章や言葉の意味を理解出来ない子供の原因は?
みなさんは文章や言葉の意味を理解するために、どんな行動を取っていますか?

どんな行動を取っているのか、普段考えないと言う事は当たり前のように出来ているってこと。
文章や言葉の意味を理解する為の行動は大きく分けて3つ!
- 目で見て理解する
- 耳で聞いて理解する
- 例え話しや物を使って理解する
【 目で見て理解する 】
- 教科書や黒板に書いてある文字を見て理解する。これは目で情報処理をして理解しています。
【 耳で聞いて理解する 】
- 教科書や黒板に書いてある文字を読んで理解する。これは耳で聞いて情報処理をして理解しています。
【 例え話しや物を使って理解する 】
- 長女のように頭でイメージをする事が苦手な子は例え話しや物を使って情報処理をして理解します。(例えば1+1=2、指を使って数えたりすること)
文章問題や言葉の意味を理解出来ない子供の原因はこれだ!とは言い切れない…。

ただ『目で見て理解する』『耳で聞いて理解する』事が苦手な可能性もあると言う事を知ってほしいです。
子供の苦手な部分を知る事で親は次の支援をする事が出来ます。
苦手な事を理解してもらえずに、ずっとやらされるって経験あります??
長女は一時期、苦手な勉強を涙を流しながらやっていました。
それは親が長女の苦手な部分を理解してあげられなかったから…。
これが大きな原因とは言えませんが、子供の苦手な部分を知ると言う事も親の出来る事の1つです。
得意な分野で理解させる事が大切です!
子供の苦手な部分が分かったら、次にする事はその逆。
得意な分野を見つけてあげること!
ここ、とても重要です!常に意識しておく事が必要!
『自分が出来ている事を当たり前だと思わない』
『子供にそれを押しつけない』

人間誰しも「得意」「苦手」があります。先ほど言いましたが、何度でも言っちゃいます。
言語理解でもそう。
簡単に言っちゃうと
『目で見る』
『耳で聞く』
『物を使ってイメージさせる』
何が得意で苦手なのかを知る事が大切って事です!
長女の学習方法はどんな?
言語理解が苦手な長女。
そんな彼女はどうやって文章問題を理解させているのか。
先ほどチラッと言いましたが、長女の場合は『物を使ってイメージさせる』+『例え話し』で理解をさせています。
ただ、全て理解出来ている訳ではありません。
『目で見る』『耳で聞く』よりは多少理解する事が出来る程度。

……もっと早い支援出来ていれば、違ってきたとは思います。申し訳ない。
例えば算数でこんな問題が出たとします。
たかし君がリンゴを5個持っていました。よしこちゃんがリンゴを3個持っていました。合わせてリンゴは何個あるんでしょうか。
『目で見る』『耳で聞く』事が得意な子たちは、文章を読んだと時に目で理解したり耳で理解したりします。
でも長女の場合、これが理解出来ない。(今なら、このぐらいの問題は解けるようになりました)
そして『物を使ってイメージさせる』+『例え話し』で問題を解けるように導きます。
- 指を使って数える
- リンゴを実際に並べて数える
- 長女に例えて話しをする
1と2はやった事がある方もいると思います。小学1年の算数は手で数えられる計算ですから。
3に関しては長女独特なこと。長女の個性の1つです。
長女がリンゴを5個持っていました。のように長女を主にして例える事で理解する事が出来る問題が増えてきました。
たかし君ではダメなんです(笑)
他人ではなく、自分を主に置き換える事で多少理解する事が可能になりました。

ただ、塾の先生と2年かけて見つけ出した長女の個性です!
文章や言葉の意味を理解出来ない子供の原因や学習方法がこちら!まとめ
文章や言葉の意味を理解出来ない子供の原因や学習方法についてお話しをさせて頂きました。
文章や言葉の意味を理解出来ない子供たちは、勉強や先生からの指示を理解出来ずに困る事が多々あります。
私の長女のそうです。
「何でこんな事も出来ないの…」と思う前に『なぜ出来ないのか?』
出来ない原因を知る事が親として大切!
文章や言葉を理解するための行動は3つ
- 目で見て理解する
- 耳で聞いて理解する
- 例え話しや物を使って理解する
当たり前に取っている行動が苦手な可能性もあると言う事を知ってほしいです。
苦手な事を知った上で『何が得意なのか?』を見つけ出し、その得意分野から理解させる方法を取った方が子供も辛くないです。
長女の場合は、どちらも苦手なため塾の先生(発達障害を理解してくれている人)と個性を見つけ出しながら思考錯誤しています。

子供たちが楽しみながら勉強できるように少しでも参考になればと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。