子供の怒り方でやる気と自尊心を失う言い方3選【経験者が語る!】
2020/10/14
子育てに関わるようになり、最近考える事があります。
『子供の怒り方や言い方』についてです。
子供の怒り方についてあまり考えてず、怒れば良いと思っていた私。
子供たちが発達障害と分かってから、子供の怒り方はとても大切だと感じました。
なぜなら怒り方によって子供はやる気や自尊心を失う可能性があるから。

あのまま、ただ怒り続けていたと考えるとゾッとします…。
子供たちの可能性を潰していたかもしれません。
子供が笑顔を失っていくと考えてると辛くないですか?
私は辛いし、ずっと笑顔でいてもらいたい。
以前までは怒り方も知らなかった。

しかも子育ては奥さんに任せっぱなしですからね…。
自分が悪いと思った事をただ怒れば良いのかと思っていました。
✔子供の怒り方で嫌な言い方3選
✔子供がやる気や自尊心を失うのはなぜか
✔子供を怒る時のポイントは2つ
この3つについてお話しさせて頂きます。
目次
子供の怒り方でやる気や自尊心を失う言い方3選!
【1.他人を悪者にする怒り方】
最近「おかしいよな…」とすごく感じる嫌な言い方です。
それは怒る理由が子供たちには間違って伝わっているから。
子供たちが奥さんの実家でおばあちゃんからお菓子やジュースを食べ過ぎたり、飲み過ぎたりする時のやり取り。
「ばあば、ジュースちょうだい!お菓子ちょうだい!」
「ばあば、パパに怒られちゃうからダメだよ!」

『お菓子の食べ過ぎやジュースの飲み過ぎで夕飯が食べれなくなる』事が本来伝えなければいけないこと。
これだと全く理由が違うように伝わりますし、パパが悪者になるだけです。
更に酷いのは、悪者にしておきながらお菓子やジュースをあげてしまう…。
例え奥さんの親だろうが、全力で阻止しますけどね(笑)
【2.完全否定する怒り方】
怒られる子供の考えや行動を一切考えない怒り方です。
頭ごなしに怒る言い方がコレに該当する事が多い。
「何でそんな事したの!」
「何やってんだ!」
「ダメな事はダメ!」
この言い方の時、第一声が大きい可能性が高い!
その声の大きさでビックリして委縮してしまうんです。
実際に私の子供たちは『大きな声=怒られている』と認識しています。

すまん、子供たちよ。
【3.自分の意見を押し付ける怒り方】
この怒り方も子供の気持ちや考えを一切気にしないで怒っている。
「こうやりなさいって言ったでしょ!」
やり方まで指定するのは良くない。
子供の気持ち優先ではなく、自分の事優先。

子供の怒り方でやる気や自尊心を失う言い方 その他のパターン
基本的に感情的に怒るのはよくないです。

怒った後に反省する事ばかり…。
3選以外にも子供の怒り方で嫌な言い方をまとめました。
【 言葉で圧をかける怒り方 】
大きな声を出して怒る事自体が圧をかけていますが、使う言葉でも圧をかける。
「外に出すぞ!」
「どうなるか分かっているよね」
【 周りと比較・差別する怒り方 】
「お兄ちゃんやお姉ちゃんは良い子なのに、○○は本当にダメだよね」
「弟や妹の方が出来るのに、何であんたは出来ないの」
【 自尊心を傷つける怒り方 】
「あんたなんて生まれてこなければ良かった」
「もうあんたなんて家に居ないで。どっか行って!」
この怒り方をする人は、怒り方に関係なく生活でも同じ事が言えます。
- 勉強しなさいって言ったでしょ
- 先にご飯食べなさいって言ったでしょ
- 先にお風呂入りなさいって言ったでしょ
などなど。
ほとんどが怒らなくても良い事です。
子供は怒られていると勘違いしている可能性もある。
一緒に生活しているだけで、子供は心が休めない…。
子供がやる気と自尊心を失ってしまうのはなぜ?
子供の怒り方によって、なぜやる気や自尊心を失ってしまうのか。
それは子供の事を完全に否定しているから。
- 考え方
- 気持ち
- 存在
親の言葉は子供を守る盾にもなりますが、1歩間違えると刃となり子供を傷つける。
紹介した怒り方や言い方は、全て該当しています。
毎日同じように怒られる事により、子供は次第にやる気や自尊心を失ってきます。
自分の考えや気持ちで動こうとしません!
『親に怒られないようにするにはどうすれば良いか』
『親が機嫌良くなるにはこうすればいい』
親に怒られないように行動するようになってしまう。

子供を怒る時は理由をしっかりと伝える!【ポイント1】
子供を怒る時の言い方によっては刃となる!
ではどんな怒り方が良いのか。
【ポイント1】怒る理由をしっかりと伝える!
子供を怒る時に『怒る理由』をしっかりと伝える事で、「何で怒られているのか」を理解させます。
怒るには怒る理由がしっかりとあるから。
だから怒る理由をしっかりと伝える事が大切!
怒る理由が間違っていても言わないものいけない。
例で言ったお菓子の話しは怒る理由が間違っている。
全面否定したり感情をぶつける怒り方は理由を言っていない。

子供だって自分で考えて行動する事だってあります!
ただ初めての事ばかりだから、やってはいけない事(相手を傷つけたり危険な行為)が分からない。
だから『怒っている理由』を説明してあげる事が大切!
子供を怒る時は理由を聞く【ポイント2】
子供を怒る時は、頭ごなしで怒り相手を全否定はしない!
【ポイント2】『なぜやってしまったのか?』理由を聞く
悪い事とは言え、子供なりに考えや思いがあり行動した結果です。
だからまずは『行動をした理由を聞く』ようにしています。
以前まで行動が間違っているため怒っている事もありました。
ですが、行動した理由を聞いてみると「あぁ、なるほどね。」と思える事もある。
怒る時は『これから怒ります!』と伝えてから怒る【我が家の場合】
子供たち全員発達障害のため、相手の表情を見て感情を読み取る事が苦手。
怒る時は『これから怒ります!』と伝える
たまにいるでしょ。怒られているのにヘラヘラしてしまう子。

ヘラヘラばかりして相手の顔も見ようとしない。
それに長女の場合は怒っていないのに怒られていると思ってしまう事もある。
声の大きさで判断しているからです。
- 怒る時は『怒ります!』と伝える
- 怒っていない時は『怒っていない!』と伝える
- しっかり聞いてほしい時は『大事なお話し』と伝える
その他心掛けている事は
『分かりやすく短い言葉』です。

……なんかブログみたい(笑)
子供の怒り方でやる気と自尊心を失う言い方3選【経験者が語る!】まとめ
子供の怒り方で嫌な言い方3選【子供はやる気と自尊心を失う! 】についてお話しさせて頂きました。
怒り方や言い方を間違えると子供はやる気と自尊心を失ってしまいます。
子供の考え方や気持ち、存在などを全否定してしまう可能性が高いからです。
【 子供の怒り方で嫌な言い方3選 】
- 他人を悪者にする怒り方
- 完全否定する怒り方
- 自分の意見を押し付ける怒り方
【 その他のパターン 】
- 言葉で圧をかける怒り方
- 周りと比較・差別する怒り方
- 自尊心を傷つける怒り方
これらの怒り方や言い方は酷くなると「親に怒られないようにする」と言う事を第一に考えるようになる!
親に怒られる事ばかりを気にしてしまいますからね。
キツイ言い方になりますが『親のいいなり』となり、自分では何を考えられなくなる。

時に子供を怒る事は必要なこと。
ですがやる気・自尊心を失わせないために『怒る理由を説明する』『子供の考えを聞く』事が大切!
子供を肯定してあげるって事です!!
まずはそこから!私自身も常に心掛けて子供と一緒に成長していきます。
最後までご覧いただきありがとうございました。