支援級か普通級か幼稚園が親に相談せずに決めた結果がこれです。【体験談】
2020/11/22
長男の通っている幼稚園の園長先生・担任・私・奥さんの4人で話しをすることに。
今回はそのお話しの場であったことを記事にさせていただきます

ただ、それは子供の将来を考えている親として当たり前のこと。
寛大な心で見て頂けるとありがたいです。
目次
支援級か普通級か。幼稚園と話し合いの場が設けられた理由とは?
今回、話し合いの場が設けられた理由……私にはさっぱり分かりません。
なぜ話し合いの場が設けられたのか。
客観的に考えてみました。
- 支援級に行けるようになった!私たちにとって嬉しい報告
- 小学校は普通級!と親を納得させるため
結果は後者。
長男の場合、小学校は支援級を望んでいる私たちに対して「普通級に行って下さい!」と納得させるためでした。
前回担任の先生とお話しをさせていただきましたが、担任の力では私を納得させることが出来なかったからでしょうね。
だから園長先生も出てきたという訳です。
幼稚園側の意見としては
長男は普通級で大丈夫!
6月から経過を観察した結果
- 気持ちの切り替えが早くなった
- 友達と集団で行動出来るようになった
- 運動会などの行事など知らない人が多い中でも動くことが出来るようになった
そうでしょうね。
それは分かります。
家族以外の関わりが出来るようになってもらいたいと願い、今の公立幼稚園に入れたのが私たちの考えですからね。
本人もがんばった結果です!

でもこれでは納得出来ないんですよ。
成長したのは集団での行動や生活。
45分集中して授業が受けれるかどうかは別のお話し…
勉強に関しては集中力がありません。
今現在、塾で心理士の先生に勉強を教えてもらっていて分かってきたことがあります。
- 初めてのことに拒否反応をする
- 集中できないと5分とイスに座っていることが出来ない
- 手や足は常に動いている
- 言語理解が乏しい
- やったことがある問題は積極的に解いていく
さて、これで小学校の授業を45分受けていることが出来るのか?
多分授業を受けることは出来ると思います。
ですが、本人が理解しているかどうかは別。
なにが言いたいかというと、授業を妨げなければいいんです!
授業がスムーズに進み、先生や他の子の邪魔をしなければいい。

だからなのか幼稚園の先生に伝えても、私たちの考えは全く理解されない。
支援とはなんなのか…
親と幼稚園側の意見が合わない理由が、この答えだと思います。
子供のための支援。
子供が社会に出たときに、生きにくさや世間とのズレを感じたときに上手く対応出来るように。
将来子供が笑顔で過ごせるために。
そう考えています。
ですが幼稚園はそこまで…そんな先の将来まで考えていない。
小学校1年目に上手く授業を受けられるかどうか。
この授業を受けられるというのは本人が理解するかではなく、先ほども言ったように授業の邪魔になるかならないか。
先生がスムーズに授業を進められるための支援なんです。
先生への支援…。
幼稚園の話しを聞いて感じた感想です。
なのでいくら話し合っても理解し合えるはずがない。
だからこそ、親に相談もしないで判断をした幼稚園の先生方の考えが全く理解することは出来ない。

話しは平行線のままで…
いくら話しをしても平行線のまま。
でも園長先生と担任は私たちの意見は理解できると言う。
その場しのぎの回答だなと感じました。

話しを理解してくれる人が絶対に言わない言葉
私たちの考え方や意見を否定したりはしない!
ですが園長先生と担任は、私たちの意見を聞いた後に必ず「でもね。」「だけどね。」と言い、幼稚園側の意見を押し付けてくる。
理解している人は、親の意見を絶対に否定することはしません!
これは私が子供たちの発達障害と向き合うようになって分かってきたこと。
- 親の考えや意見を絶対に否定しない
- 「それ分かります!」「理解出来ます!」なんていう言葉は簡単に使ったりはしない
理解者は知っている。
言葉の1つ1つの重みが。
言葉1つで人生が変わる!と言ったら大袈裟に感じるかもしれませんが、実際は大袈裟ではない。
安易なアドバイス1つが人生を変えてしまう可能性だってある。
だから夫婦で話し合い、ずっと先の将来のことを決める。
その大切な部分を理解してくれるからこそ、否定もしないし簡単に「分かります。」なんて言葉は使わない。
それに本当に理解してくれているなら具体的なアドバイスであったり今度の支援についてもお話ししてくれますからね。
だから園長先生と担任の言葉は信じていません。
最終的には「支援級はかわいそう…」とまで言いやがった…。
この言葉を聞いた時、正直悲しい気持ちになりました。
長男がどう思われているとかではなく、『支援級』に通っている人達を差別しているようにも聞こえる。
自分達より下に見ているからこそ出る言葉だなと…。
結局は過去の自分と比べて成長出来ているか?で見ているのではなく、周りの子と比べて優れている。劣っている。で判断していると言うことが伝わる言葉でした。
このような考えを持つ方が先生をしていて、子供の人生の判断をしているんです。

自分の子供が発達障害だったらどうします?
奥さんが最後に担任に質問した内容です。
担任の答えは
「お父さんと一緒で話し合い、子供のために頑張ると思います。」

一緒にするんじゃない。
分かったような言い方だけど、全く具体的ではない。
それは発達障害の子育てを経験したことがないから。
だから口では、それっぽい事を言っているだけ。

一緒にするんじゃない!
正直な話し、私と奥さんでも考え方は一緒ではない。
例えばの話し。
子供の発達障害を受け入れるのに私と奥さんでは、受け入れるまでに使ったエネルギーは全く違う。
どれだけのエネルギーを使ったのかなんて正直私にも分かりません。

さらに言うと、子育てに関しても衝突することばかりでした。
子供が発達障害と分かり4年近く経とうとしていますが、最近やっとお互いの考えが同じ方向を向き始めたと感じます。
だからこそ、簡単に「一緒」という言葉を使わない。使うことが出来ない。
話しはまとまることはなかったです。
結局、幼稚園側と話しがまとまることはなかった。
そして、最終的には私たち親が理解しなくて困っているというような雰囲気になっています。
でもね、よく考えてみると私たちは全く悪くないと思います。
このようなことになったのは幼稚園側が親に相談もせずに子供の進路を決めたからです。
もう1度話し合って、折り返し連絡をいただくことになりました。
このあとも幼稚園の対応の悪さ・考えの甘さが目立つ話しとなります。
最後までご覧いただきありがとうございました。